北海道旅行レポート・2011(0~1日目)

 先日より申し上げておりましたとおり、昨日・3月9日(水)~13日(日)までの5日間、私は人生初となる北海道旅行を敢行しております。

 9日(水)は寝台特急「北斗星」での移動を開始し、上野から約16時間かけて、本日・10日の11:15に無事札幌入りできました。

 今日から3泊4日の間は、札幌市内に滞在します。

 今回は、これも人生初乗車となる寝台特急「北斗星」での移動時間に関することを中心に、レポートしたいと思います。

豪華寝台特急「北斗星」

 今回、往路では豪華寝台特急「北斗星」を利用しました。

 個室を主体に、豪華な食堂車やシャワー室、サロンなどを備え、東京・上野と北海道・札幌の間を約16時間かけて走ります。

 自分自身、1日の2/3という長い時間を一つの列車の中で過ごすことも人生初めてですし、いわゆる「ブルートレイン」も初めてです 1)寝台特急自体は、2005年に「サンライズ瀬戸」のA個室に乗ったことがあるが、客車寝台特急は生まれて初めて

 さらに、冒頭で述べておりますように、北海道入り、というより本州脱出自体も人生初となります 2)一部の離島や、「海ほたる」のような人工島を除く

 当初、北斗星への乗車は復路にしたかったのですが、今回の旅行の主目的の一つである東北新幹線「はやぶさ」のグランクラス乗車が復路でなければ不可能であることが判明したため、急遽当初計画を変更して、往路を北斗星、復路をはやぶさのグランクラスで移動することにしました。

 しかも、当初A個室を利用するつもりでしたが、残念ながら空室がB個室しかなかったようですので、仕方なくB個室を選びました。

 しかしまさか、これらの「誤算」が意外なところでかえってよい結果となろうとは、寝台券を購入した時点では思いもしませんでした。

 念には念を入れて、発車時刻(19:03)よりも2時間以上も早く、上野駅に入りました。

 上野駅ではお土産物などを調達していたのですが、懸念していた山手線等の遅延もなく、すんなり上野入りできてしまったために、2時間以上も待ちぼうけを食らったのは退屈以外の何者でもありませんでした(笑)。

 さんざん待ったあと、18:50頃に、自分が乗車する「北斗星」が、上野駅13番線ホームに入線してきました。

寝台特急「北斗星」牽引機関車・EF 510-510 寝台特急「北斗星」

 入線時刻の時点で、自分は反対ホーム・14番線で機関車の写真を撮っており、そこから編成の最後尾をぐるっと回って、自分が乗車する6号車に向かいました。

 そのため、じっくり撮影している余裕はありませんでした。

 発車3分前に自分は6号車に乗り込み、B個室「ソロ」に向かいました。

 なお、「北斗星」の編成は、自分が今回利用した6号車にサロンやシャワー室、トイレがあります。また、隣の7号車は食堂車です。

 自分自身、寝台券を取得するときに全く意識していなかったのですが、まさにベストポジションと言うべき部屋を取得できたわけです。うれしい誤算でしたね。

北斗星のB寝台個室「ソロ」

 今回自分も利用したB寝台個室「ソロ」は、個室とはいえやっぱりB寝台。室内は正直狭かったですね(苦笑)。

 ただ、それでも、寝ているところを他人に邪魔されることがないという「安心感」はありますね。特に、北斗星のような長時間乗車する列車においては、B寝台といえども個室でないと何かと困りますね。特に自分のような、ノートPCなどの貴重品を持ち歩いて旅行する人間にとっては必要不可欠ともいえる装備でしょう。

 残念ながら、室内にコンセントはありませんでした。そのため、夜中にノートPCを使うこともままならない状況でした。もっとも、仮に使えたとしても、イー・モバイルの電波が届かない地域も通過するため、結局インターネット接続に不自由していたことには変わりないわけですが。

サロン室

 6号車のうちの半室は、乗客が自由に利用できるサロン室となっています。

 B個室が狭くて圧迫感を感じたときに、このサロンに退避していました(ぉぃ)。

 残念ながら、ここにも一般乗客に開放されている電源コンセントはなく、サロンでPCを使うなどという芸当もできませんでした(苦笑)。

 なお、サロンの一角にはシャワー室もあり、後述の食堂車でシャワー券を購入することにより利用できます。

 1回の利用につき、6分間お湯が出る仕組みです。途中でお湯を止めるとカウントダウンは止まりますが、シャワー室のロックを解除してしまうとその時点で引き続きシャワーを利用できなくなります。ちなみに自分は、3分間分しかお湯を使いませんでした(笑)。

 なお、シャワー室にはタオルや石けん類等は一切備え付けられていません。これらのセットを食堂車で買うこともできますが、可能であればあらかじめ持参した方がよいでしょうね。

食堂車「グランシャリオ」

 「北斗星」を豪華寝台特急たらしめているのは、寝台が個室主体であったりサロン室があったりということもありますが、食堂車「グランシャリオ」の存在も重要な要素の一つです。

 登場当時は、「寝台車でフランス料理を食べられる」と話題になったのだそうですが、事前予約して食堂車を利用すると、そのフランス料理、もしくは懐石御膳のいずれかのコースを選べます。

 ちなみに自分は懐石御膳のコースを選びました。これについては後述します。

北斗星の夜

 平日のど真ん中から北海道旅行を敢行しており、Twitterではリアルタイムにレポートしておりますが、当然ながら多くのフォロワーさんからは羨ましがられたり、驚嘆されたりしました。

 こっちは休みを取ることになった事情がある上に、いわゆる個人事業主であり、サラリーマンで言うところの有給休暇という概念がなく、こうして遊んでいる間の報酬は入ってくるわけがありませんので、あんまり羨ましがられても困ってしまいますが(汗)。もちろん裏金があるわけでもありません!

 といいつつ、旅行中は大いに羽を伸ばす気満々だったりします。北斗星の車内では、まさにそのようにしておりました。

 特に多くの人を驚かせたのが、食堂車の予約制コースメニューでした。

 先述の通り、自分は「懐石御膳」を予約したのですが、写真をTwitter上で公開したところ、やっぱり皆様驚かれていたようです。否、自分自身も驚いています。その金額の高さに(ToT) 3)懐石御膳コースは5,500円。ちなみにフランス料理は7,800円

 懐石御膳コースはこんな感じでした。

  • 焼八寸(銀だら粕漬焼、さより抹茶巻、バイ貝旨煮、はじかみ生姜、手毬サーモン)
  • 煮物(里芋、博多高野、有頭海老、こんにゃく、ふき、絹さや、季節人参)
  • 酢の物(鮭とかれいの市松昆布巻、ずわい蟹、胡瓜、レモン)
  • 刺身(サーモン、海老、小鯛、あしらい)
  • 揚物(白身魚、牛蒡つみれ、蟹あん、青唐)
  • 炊き込みご飯
  • お吸い物
  • デザート

北斗星の「懐石御膳」(ビールは含まず) 懐石御膳の食後のお茶菓子

参考サイト
寝台列車でのサービスNRE 株式会社日本レストランエンタプライズ

 なお、追加料金を払えば、ドリンクの追加サーヴィスも受けられます。

 自分は、Twitterのフォロワーさんのすすめに従い、「サッポロクラシック」という生ビールを選びました。おたるワインがメニューに含まれていればたぶんそっちを選んでいたと思いますが(ぉぃ)。

サッポロクラシック

 この日の夜は早めに寝てしまおうと思い、夕食後にシャワーを浴びたあとは早々にベッドに横たわり、ぐっすり眠る…はずでした。

 どういうわけか、結構眠たかったはずなのになかなか寝付くことができず、結局2時間ほどしか眠っていなかったような気がします。奇しくも、東北新幹線の八戸延伸および新青森延伸に伴って、東北本線の運営がJRから切り離された区間でした。

 盛岡駅から「IGRいわて銀河鉄道」に乗り入れるところまでは意識があったのですが、その後はぐっすり眠ってしまい、気がついたら「青い森鉄道」の終点・青森の手前にある留置線に列車は止まっていました。

 「北斗星」は青森駅を通らず、その留置線から直接津軽線に乗り入れるため、乗務員の交替も、降り積もる雪の中、この留置線停車中に行われました。

 その後、まだ夜が明けずに暗い中を、列車は一路北へと向かいます。

 青函トンネルには、気がついたら進入していたと言ったところでしょうか。前後にトンネルが多く、「ついに青函トンネルに入ったか?」と思った矢先に、窓の外に雪景色が広がっているなどと言うことが数回。そして、気がついたら長い青函トンネルが始まっていたという感じですね。

はじめまして北海道

 青函トンネルを出ると、夜明け前のうっすらとした空が広がっていました。一面の銀世界。北海道に来たと言うことを実感しましたね。

 あまりいい写真ではありませんが、青函トンネルを出て函館に向かっているときのワンシーンをば。

北斗星の車窓から見える朝日と海

 朝の6:30から、食堂車「グランシャリオ」のモーニング・タイムです。

 事前に一応食料調達をしていた自分ではありますが、せっかくなので予定を変更して、朝食も食堂車でとることにしました。ちなみに予約なしで利用できます。

 今回も2つメニューがあり、「和朝食」と「洋朝食」がありますが、今回自分は「洋」を選びました。

グランシャリオの洋朝食(その1) グランシャリオの洋朝食(その2) グランシャリオの洋朝食(その3)

 1,600円という価格はどう考えても高いのですが、たまにはいいでしょう。

 食事中に函館駅に到着し、進行方向が逆になったため、少々戸惑いましたが(笑)、食事後はしばらくマッタリしておりました。

 なお、当初朝食にする予定だった、事前調達していた食料については、結局少し早い昼食として無事自分の胃袋に収まりました。

 途中、Twitter上で撮影スポットをいくつか教えていただいたのですが、そのうちの一つ、白老~社台間の牧場のシーンをば。

 車内から窓ガラス越しに撮影したので、車内が映り込んでおりますが、ご愛敬と言うことで(ぉぃ)。

白老~社台間の牧場

 厩舎やお馬さんの姿を確認できますね! まさに北海道!

 その後、多少うつらうつらしながらTwitterでやりとりしていたのですが、11:15に、終着であり目的地でもある札幌に到着しました。

札幌到着

 上野駅の時とは異なりあんまりうまく撮影できませんでしたが、函館~札幌間の牽引機関車・DD51を撮影しました。

 重連での牽引だったのですが、なぜか先頭車の「DD51-1138」しか撮影していませんでした…。

函館~札幌間の牽引機関車・DD51-1138

 函館で方向転換したために最後尾となった1号車。

札幌に到着した「北斗星」

 ものすごくお金はかかりましたが、またいつか再度、「北斗星」に乗車したいと思いますね。

[tegaki]すばらしい旅をありがとう![/tegaki]

札幌ミニ観光

 札幌到着後は地下鉄ですすきのに向かい、いったんは宿泊先に行きましたが、まだチェックインの時間には早すぎるため、いったん引き返してすすきの駅前に戻りました。

 その後、あまりに暇だったために、市内観光を少しだけやってしまおうと思い、地下街を徒歩で隣の大通駅まで歩いて、そこから地上に出ました。

 目指すは、日本三大がっかりスポットの一つ・「札幌時計台」!

 そんなひどい言われ方をされると行きたくなるのが人情ってもんです。

 大通駅の6番出口を出て地上へ。東に向かうと、「さっぽろテレビ塔」が見えます。

さっぽろテレビ塔

[tegaki]…晴れていてよかった。[/tegaki]

 そして交差点を北に向かったところに、見えてきましたお目当ての時計台が!

時計台(その1)

[tegaki]う~ん、がっかりだ~!(お約束)[/tegaki]

 しかし、遠くから眺めるだけではまだまだがっかりが足りないと思い、近くで見ることにしました(ぉぃ)。

時計台(その2)

[tegaki]やっぱりがっかりだ~!(ぉぃ)[/tegaki]

 しかし、真っ正面から見たわけではなく、まだまだがっかり足りません(殴)。

 自分は中に入る気はない、というより、そのときは荷物が多くてとてもそれどころではなかったので、入り口を撮影しました。

時計台(その3)

[tegaki]すばらしくがっかりだ~!(爆)[/tegaki]

 もう十分がっかりしたと思い帰ろうとしたところ、知らないおぢさんから「向かいのビルの2階から撮影した方がいいよ」と教えていただき、重い荷物を持ちながらもそこに移動して、さらなるがっかりを味わおうとしました。

時計台(その4)

[tegaki]やっぱりがっかりだ~!(笑)[/tegaki]

 ここまでがっかり感を与えてくれると言うことは、逆にこれが観光資源としては成功しているともいえるのではないかと思われますね!

 これ、「がっかりだ~!」とシャウトするのが礼儀みたいなもんでしょ(ぉぃ)。

 なお、同じスポットから、道を挟んで南側にある札幌市役所も撮影しました。

札幌市役所

[tegaki]こっちはいい感じ。[/tegaki]

 日の当たり具合によっては、さらにいい写真も撮れそうですね!

 なお、時計台からの帰り道で気づいたのですが、せっかく自分はニンテンドー3DSを持参しているのですから、時計台の立体画像を撮影すべきだったと、あとになって後悔することとなってしまいました。

 いやはや、これこそ真の意味での「がっかり」ですね(ぉぃ)。

 その後、スタバで糖分を補給し、宿泊先にチェックインしてからはこのブログ記事を書いて、札幌滞在1日目は終わろうとしております。

 せっかく札幌に来たのですから、おいしいものを食べたいですね。というわけで、しばらくしたら市中に出かけます。

 なお、明日・11日(金)は終日、12日(土)の日中については、まだ何の予定も立てていません。

 小樽まで行っておたるワインでも調達したいなどと考えているのですが、さすがに持ち帰るのもデンジャラスでしょうからねぇ。通販とかやっているのかな?

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References   [ + ]

1.寝台特急自体は、2005年に「サンライズ瀬戸」のA個室に乗ったことがあるが、客車寝台特急は生まれて初めて
2.一部の離島や、「海ほたる」のような人工島を除く
3.懐石御膳コースは5,500円。ちなみにフランス料理は7,800円
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