本日・4月1日は、「エイプリル・フール」です。
本年は、先月に「東日本大震災」が発生してしまいました。地震、津波、原発事故等が一度に起きるというまさに未曾有の大震災となりました。
私はそのときちょうど北海道旅行の最中であり、幸いにも難を逃れておりましたが、震災発生後は、旅行中も旅行から帰ってきてからも、そして仕事に復帰してからも、落ち着かない日々を過ごしております。
自分ですらそうなのですから、被災された方々は想像を絶するような大変な思いをされているのではと思われます。
改めまして、「東日本大震災」で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。また、亡くなられた方々に対し、謹んで哀悼の意を表します。
さて、このような状況の中で、「エイプリル・フール特別企画」を行うべきかどうか、実は数日前まで悩んでいました。
しかしながら、震災発生後に日本中を覆っている「自粛」ムードを打破すべく 1)旅行中にも震災のことで気分が沈みかけていたが、Twitter上でフォロワーさんより「関東に帰ればいやでも大変な思いをするので旅行中ぐらい楽しんでおいた方がよい」という趣旨のお言葉をいただき吹っ切れることにした 、また、自分自身もせっかくの旅行の記録を残しておきたいという思いもあり、今回もあえて敢行することにいたします。
もし、今回の「エイプリル・フール特別企画」にご参加いただけない方は、この先はお読みにならず、別ページに移動してください。ご参加いただける方は、この先をお読みいただければと思います。
今回の「エイプリル・フール特別企画」ですが、3月11日、12日、13日、14日の4日分のレポートのうちの2つにウソを含ませます。
ウソが含まれると思われるレポート2つを、本記事最下部の投票フォームより選んでください。
併せて、なぜその2つを選んだのかについて、理由をコメント欄に記載してください。
なお、コメント欄にいただいたコメント投稿は、私が内容を確認するまでは公開されません。そのため、今回は前回以前とは異なり、他の回答者の内容から答えを類推することができません。
今回の企画の回答期限は、2011年4月3日(日)・20:00までとさせていただきます。皆様、ふるってご参加ください。
2日目(3月11日)
1日目は、宿泊先に着いてからはほとんどブログ執筆で終わってしまいましたが、2日目からは本格的に北海道をエンジョイするつもりでした。
この日は、午後から小樽に行ってきました。
もちろん目的はおたるワインを飲んでヒャッハーすることだったのですが、何の下調べもしていなかったため、どこでおたるワインを飲めばよいのかわからずじまいでした。
しかし、Twitterでフォロワーさんより、「小樽ではうまい寿司を食べられる」「ルタオのチーズケーキがある」などといった情報を教えてもらい、小樽滞在中に立ち寄った「小樽バイン」にて、寿司をたらふく食べて、さらにお土産にチーズケーキも購入しました。
お土産は宅配してもらうことにしたのですが、ちょうど購入直後に「東日本大震災」が発生してしまいました。しかし、それにもかかわらず、自分が配達を指定した14日にはなんと自宅に届いてしまいました。どうやって輸送したのかものすごく興味がありますね。まさか空輸?
その後、小樽駅に戻り、札幌に戻るべく電車に乗ったところで、Twitterで衝撃的なことを知らされてしまいました。「宮城県で震度7」。そう。「東日本大震災」の発生でした。
それ以降、この日は携帯電話での通話を全くできず、実家への安否確認すらできない有様でした。夕方になっても、夜暗くなってからもつながらず。
私の実家は千葉県市原市にあり、今回の震災における直接の被災地ではないものの、この日に工業地域で爆発事故があり、その影響を被っていないのかという不安もありました。この日は不安に包まれたまま、ベッドに潜ることとなりました…。
3日目(3月12日)
この日の朝になって、ようやく実家との連絡がつきました。関係者は全員無事とのことで、ひとまずはほっとしました。
さて、この日は、札幌の市街地にとっては特別な日でありました。
地下鉄さっぽろ駅と大通駅を結ぶ地下通路の供用が開始され、すでに大通駅からの地下通路が存在するすすきの駅までが地下でつながることとなりました。
この日、札幌の街は地下通路開通記念の祝賀ムード一色でした。なぜか地下通路とは無関係なはずのヨドバシキャメラでさえも、記念セールを行っていました。
もちろん、私も宿泊先のあるすすきのからさっぽろ駅のあたりまで歩き通したことは言うまでもないでしょう。
この日は自分にとっても特別な日。Twitter等でお世話になっているさっちんさんおよびひろまさ師匠とお会いすることができました。
お二方には震災がらみその他諸々でいろいろご心配をおかけしたり、気を遣わせたりしてしまい、申し訳なく思います。
また、お二方のみならず、お二方と一緒に飲んでいたお店の方や、ひろまさ師匠に連れられていったすすきののお店の方にも、震災に伴い自分の帰りの足がなくなってしまったことに対してご心配いただいてしまいました。
今回は状況が状況であるだけに、深夜まで豪遊することは控え、翌朝の交通手段の確認や翌日以降 2)実際は滞在期間の延長は1日だけにとどめたので、次の宿泊先も1泊だけ の宿泊先の確保に備えて、早めに寝ることにしました。
4日目(3月13日)
本来であれば、この日が旅行最終日のはずでした。
しかし、「東日本大震災」により鉄道路線が寸断されてしまい、当初予定のルートでの帰宅が不可能になってしまいました。ちなみにこの日は津軽海峡線すら不通となっており、陸路による本州移動すらできませんでした。聞くところによると、函館あたりも相当津波の影響を受けたのだとか。
このような状況であるため、自分は札幌市内にさらに1日滞在することにしました。
宿泊先の確保と、翌14日の空路の予約を済ませ、これまで滞在していた宿泊施設からチェックアウトしました。
今回は、交通費にとんでもなくお金をかけている分、宿泊費を低く抑えるべく、安い宿泊施設に滞在していました。
そこでさらに1泊延泊してもよかったのですが、いくら徒歩圏と言えどもさすがに重い荷物を持ちながら札幌駅に向かうには遠すぎ、しかも食事や買い物にも不便しておりましたので、最後の1泊ぐらいは札幌駅に近いちゃんとしたホテルに泊まろうと思いました。
今回宿泊することにしたのは、「札幌グランドホテル」。
札幌市内のホテルをいくつか候補に挙げていましたが、その中でもこの「札幌グランドホテル」は、前日に開通したばかりの地下通路からも近く、インターネット経由で予約すればリーズナブルな価格で宿泊可能でしたので、自分の懐具合や立地、さらには宿泊プランの内容を考慮し、結局そこに決めました。
少し早めにチェックインを済ませたあとは、札幌駅周辺を散策したり、ファミリーマートで日本赤十字社に寄付したりしましたが、夕方になってから、前日さっちんさんに教えていただいていたスイーツ食べ放題の店に向かいました。
場所は「ODORI BISSE」1階の「BISSE SWEETS」。
夕方の4時から1,800円でスイーツ食べ放題とのことでしたので、夕食の分までここで済ませることにしてしまいました。1,800円であれだけ食べられれば、おぢさんは満足ですね!
翌朝は少し早めに新千歳空港に向かうことにしたため、早めに寝ることにしました。
5日目(3月14日)
この日、1日遅れで帰宅することにしました。
関東地方ではまだまだ余震が続き、しかも計画停電も始まっていると言うこともあり、また、この日は自分が生まれて初めて飛行機に乗る日でもあり、様々な意味で不安に駆られた1日でした。
今回自分は、ANAのプレミアムクラスを予約しており、空港内のラウンジを使うことができたため、早めに空港に移動してからはラウンジでのんびりしておりました。
なお、このときに、往路の北斗星の車内でも飲むことのできた「サッポロクラシック」というビールを飲んだということも付記しておきましょう。
ラウンジで2時間ほどマッタリしてから、目的の飛行機に搭乗し、そのまま羽田に移動しました。
羽田空港に到着した時点で、すでに京浜急行は運休しており、また地元に向かう東武東上線も計画停電の影響で運休していたため、地元までリムジンバスで移動することにしました。
何とか地元にたどり着いたときには、先述の通り東上線が運休していたこともあり、駅は真っ暗。駅員の姿すら見えませんでした。
帰宅したところ、案の定地震の影響で家の中は散乱していましたが、幸い崩れたものは軽いもののみで、PCや本棚などは全くの無事でした。また、台所に置いていたワイングラスなどに至っては、割れていないどころか倒れてすらいませんでした。免震構造マンション恐るべし。
…というわけで、2日目以降は震災の影響をもろに受けることになってしまった今回の旅行ではありますが、近いうちにまた北海道に行くことができればと思います。
そのときこそは、この記事に書かなかったことも含め、今回の旅行で実行しようとしてできなかったことを実行できればと思っております。
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References
1. | ↑ | 旅行中にも震災のことで気分が沈みかけていたが、Twitter上でフォロワーさんより「関東に帰ればいやでも大変な思いをするので旅行中ぐらい楽しんでおいた方がよい」という趣旨のお言葉をいただき吹っ切れることにした |
2. | ↑ | 実際は滞在期間の延長は1日だけにとどめたので、次の宿泊先も1泊だけ |
「2日目と5日目」に一票。
2日目:「布団に潜る」ことはまだたとえの範囲でできても、「ベッドに潜る」ことは物理上できません(ぉぃ)。
5日目:チケット取得のタイミングなどから、割引率の低い運賃、最悪普通運賃での予約になってしまったと見ました。そうすると、(いくら運行不能の払い戻しでグランクラス代も全額返ってくるとはいえ)「プレミアムクラス」代を捻出するのはちょっと難しいと思われ。