【Twitter】なにが若者のCD離れだよ

 昨日の朝、Twitter等で、オリコン3位のCDが693枚しか売れていないなどということが話題になっていました。

 話の出所がどこなのかについては個人的に全く興味がないので調べませんが、この話題を受け、私はTwitter上でこんな発言をしました。

なにが若者のCD離れだよ。カネ払ってまでして聴くに値しない「音楽」が増えたがら売れない訳じゃん。作り手と売り手の怠慢を消費者のせいにするなよ。

 発言の直後あたりから、この発言に対するリツイートが殺到するようになりました。気がついたら、自分でも正確な数がわからないくらい多数のリツイートやふぁぼを頂戴することとなりました! 1)リツイートは、少なく見積もっても100は軽く越えていた

 Twitter歴もうすぐ5年の私ですが、自分の発言に対しこれほどまでに多くのリツイートやふぁぼをいただくのは実は今回が初めてだったりします。

 リツイートやふぁぼをいただいた方も、全員が全員完全同意というわけではないのでしょうが、リツイートした方の中から関連するご発言のいくつかを拝見させていただいたところ、おおむね同意していただいていると考えて良さそうです。

 ちなみに、私の発言の意図としては、次のようなことを挙げることができます。

  • 今の音楽の大半は、金を払ってまでして聴く価値はない。
  • 作り手も売り手も、良質のコンテンツを提供するという努力を怠り、それでいて売れないのを消費者のせいにしている。

 さらに、その根底には、次のような考えもあります。

  • 1980~90年代前半と比べ、今の日本の音楽の質はあからさまに低下している。 2)あくまで私の主観ですが、当時と比べて明らかにCDや音楽データを購入する頻度は減っている
  • 作り手が買い手に対して良質なコンテンツを提供しようとしている姿勢を感じられない。
  • 売り手はあからさまに買い手に対して上から目線。
  • そもそも、いわゆるコピーコントロールCDやその亜種を売っていた時点で、売り手は買い手のことなど何も考えていない。当然私の中ではその時点で日本の音楽業界は終わっている。 3)さらにいうなら、1986年にNHKの歌番組「レッツゴーヤング」が終了した時点で、一度日本の音楽文化は崩壊している

 私の発言をリツイートいただいた方のご発言のうち、私の目に入りなおかつ印象に残ったものとしては、たとえば次のようなものがあります 4)私自身全貌を把握していない。そもそもリツイートした方をすべて把握できているわけでもない

お金がないからCDを買えないということもある。
確かにCDは決して安い買い物ではない。ましてや、とりあえずネットから楽曲をダウンロードできてしまう現状においてはなおさらだろう。
オリコンのランキングではネットでのダウンロード販売の分は含まれていないから、CD離れとは言っても即「音楽離れ」とは言えないのでは?
これは個人的に盲点だった。自分もここしばらく、CD購入ではなく「iTunes Store」で楽曲を購入することのほうが多くなっているし。
若者は金がないんだから、若者より金を持っているお前ら年寄りが買えよ。
これはCDに限らず、「若者の●●離れ」と呼ばれているもの全般に言えること。そもそも年寄りの手前勝手な論理でものを言われてしまうから話がこじれるのだ。
80年代~90年代の音楽はすごく好きだった。
同意。自分も、今より明らかに購買力はなかったけど、それでも当時は欲しい楽曲がたくさんあった。
当時(90年代)の小室哲哉氏は天才だった。
個人的には当時の小室哲哉氏の音楽は嫌いだったので、諸手を挙げて賛成というわけにはいかない。しかし、彼ほどの訴求力のある作り手、今の日本に果たしているのか?
自分は、欲しい音楽がCDででていればCDで買う。しかし、実際はCDででている音楽で欲しいものがない。
私も、欲しい音楽がCDとダウンロードデータの両方ででていたとすれば、CD購入を優先すると思う。CDのアルバムというのは、単に楽曲データにとどまらず、レーベルのデザインやライナーノートの内容、さらには楽曲の並び順まですべて総合して一つの「作品」であると思う。
聴く価値はなくとも、ひとりで何十枚も何百枚も購入するケースもある。
おそらく、某あきばよんじゅうはち(ぉぃ)のことをさしているのだろう。CDそのものは目的ではなく、人気投票の権利が目当てという。個人的にはこの売り方は全く感心できないし、こういう売り方がただでさえ低迷する音楽業界をさらに低迷させているのだと思う。昔、カード目当てに買われてお菓子が捨てられる問題が多発した某ビックリマンチョコ(ぉぃ)と本質的には変わらないだろう。

 とても、すべての方のご発言を追いかけることはできませんし、リツイートしただけで特にTwitter上でそれに関連することを何も明言されていない方も多数いらっしゃいましたので、上記のことがリツイートした方々の総意ではありません。

 とはいえ、ぱっと見だけでもこれだけの問題点が浮き彫りにされているわけです。

 音楽の作り手や売り手は、買い手に対して押し売りするのではなく、買い手のニーズをちゃんとつかんだ上で作って欲しいと思うし、売って欲しいと思いますね。

 少なくとも、たとえ購入直後に「iTunes」や「Media Go」などにデータとして吸い上げられるとしても、それでもCDとして物理的に保有するだけのメリットは欲しいところです。レーベルやライナーノートで知りうる「アーティスト」の感性や楽曲への想いなどは、データの切り売りや、ましてや違法ダウンロードの世界からは決して味わうことはできないでしょう。

 もちろん、著作権保護の名の下に変な制限をかけた規格外CDの販売は論外。正規の金額を払っておきながらそれに見合った聴き方をできないというのは、およそまともな頭脳を持った人であれば理不尽と感じるはずです。

 売り手側の姿勢も、変わらなければなりません。たとえば、1990年代後半に一世を風靡した「ポケットビスケッツ」は、「子供でも買えるように」と、シングルCDの金額を(一部例外を除き)500円に設定したという話を聞いたことがあります 5)どこで聞いたのかは失念 。その金額で、当時の自称プロの音楽家にも決して負けないレベルの楽曲を提供していました。当時のテレビ番組の影響が色濃かったとは言え、売り手側の論理を押し通すことしか考えていないのであれば決してできない売り方ですね。

 音楽そのものについては、私は全くの素人のため、作り手に対してこうしろなどと言うことはできません。ただ、80年代~90年代前半の音楽からは、今の音楽家が学ぶべき点はいろいろあるのではと思っています。

 安易に「若者のCD離れ」という言葉を一人歩きさせられても、作り手や売り手の怠慢を消費者に押しつけられているようにしか感じません。まず、作り手や売り手は、買い手を見下すのをやめることから始めませんか? そして、もっと買い手の顔を見ましょう。ポケットビスケッツにできていたことが、そして、ライブを開催するアーティストであれば今でもやっていることが、メジャーになってCDを出している人たちにできないはずがないのですから。

 まとまりがありませんがこの辺で。

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References   [ + ]

1.リツイートは、少なく見積もっても100は軽く越えていた
2.あくまで私の主観ですが、当時と比べて明らかにCDや音楽データを購入する頻度は減っている
3.さらにいうなら、1986年にNHKの歌番組「レッツゴーヤング」が終了した時点で、一度日本の音楽文化は崩壊している
4.私自身全貌を把握していない。そもそもリツイートした方をすべて把握できているわけでもない
5.どこで聞いたのかは失念
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