あれから2年…(その2)

「デモ」本日・2013年3月11日は、東日本大震災および東京電力福島第一原子力発電所の事故から2年となる、我々日本人にとって節目となる日です。

その前日となった昨日は、各地でデモや抗議行動があったようです。

東京・霞ヶ関一帯でも、昨日は「首都圏反原発連合」主催による「0310 原発ゼロ☆大行動」という大規模な抗議行動がありました。

私は当初、昨日は(そして一昨日もだけど)終日地元に引きこもるつもりでした。昨日「その1」を執筆していた時点においても、行くべきかどうか決めかねているところでした。

自分の気持ちを正直に申し上げると、日本でデモや抗議行動をやっても無意味なのではないかという考えになっています。と言いますのも、震災や原発事故から2年が経過し、それまでの間多数の抗議行動やデモが各地でおこなわれていたものの、結果的に脱原発や避難生活者の救済に結びついていないためです。

しかし、遠く離れたドイツやフランス等で、日本の原発事故から2年という節目のこの時期に反原発デモがおこなわれたこと 1)時事ドットコム:「福島の教訓」忘れるな=独仏で反原発デモ【震災2年】」等を参照 や、ネットの世界では大勢見かける、「政官財界が変わらずともこれであきらめるわけにはいかない」と感じている多くの人々に触発され、結局私も昨日の抗議行動に合流することにしました。

とは言いましても、この日の私は寝坊した上にブログ記事(その1)執筆や食事に手間取ってしまい、更に強風による電車の遅延も重なり、抗議行動のオープニングどころかデモ隊出発の時間にさえも間に合わず。結局私は、苦肉の策として霞ヶ関駅からデモ隊に「途中参加」することにしました。

途中、日の丸や旭日旗を持った右翼と思われる集団による、デモ隊に対する抗議(?)もありましたが、少なくとも自分が知る限りでは大きなトラブルもなく、デモは終了しました。

その後、以前某勉強会で一度だけお目に掛かったことのあるTwitterのフォロワーさんと再会を果たすことができました。合流後、その方と少し歓談しておりましたが、私同様「途中参加」した模様です。なお、その方はデモ隊では私よりも遙かに後列にいたようで、先述の右翼と思われる集団は見かけなかったのだそうです。そういえば、ちょうど私がいた列、緑の党の直後あたりであり、それが影響していたのかもしれません… 2)ちなみに私は「緑の党」とは無関係です。また、他の政党や政治団体とも関係ありません

そのあと、その方のお知り合いお二方と合流、4名となった我々は、官邸前、そして国会前の抗議エリアに向かいました。

一部の報道では、反原発の抗議行動が衰退してきているかのように言われているようですが、それが大嘘であることは現地に足を運んだ人であれば一目瞭然。特に国会前の抗議エリアでは、国会議員のスピーチや制服向上委員会の歌なども響いていました。

ちなみに、抗議エリアでスピーチしていた政治家は、私が覚えているだけでも、日本共産党の志位氏、社民党の福島氏、生活の党からも3名ほど、そして意外なことに、民主党からは菅元首相が駆けつけていました。菅さん、できれば首相時代に本気を出して欲しかった…。

国会前の抗議エリアのあたりで、フォロワーさんのお知り合いお二方とはいつの間にか別れており、その後私とフォロワーさんも少し早めに引き上げることにしました。久々にあってお話をすることが出来、嬉しかったです。

日曜日ということもあり、各省庁とも、人がいるにはいるものの、その数はまばらです。恐らく、本来耳の穴を掃除して国民の抗議の声をありがたく拝聴すべき者たちは誰一人としてその場にはいなかったことでしょう。

しかし、それでも、抗議の声を上げることは無意味ではないと信じたいです。少なくとも、抗議行動をおこなう大勢の同志たちとは繋がっています。国民の声を聴こうとしている国会議員もいます。また、ドイツやフランス等の世界各地にも同志はいます。

昨日からの繰り返しになりますが、世界中の同志を味方につけ、脱原発を世界の潮流にできればと、願わずにはいられません。

*

最後になりますが、抗議行動参加時に撮影した写真を何枚か。

「デモ」

「デモ」。

非常に見づらいのですが、警視庁の交通情報の電光掲示板でも、はっきりと「デモ」と書かれていました。

霞ヶ関の官庁街

「霞ヶ関の官庁街」。

恐らく、2年前の原発事故がなければ、休日に霞ヶ関がこれほど騒然とすることもなかったのではと思われます。当の霞ヶ関の住人たちはこの状況をどう思っているのか。

脱原発テント

ちょうど半年前、私も「9・11 経産省前テントひろばイベント」の時に訪れている、経産省前テント広場の「脱原発テント」。

よくここまで続いていると思いますね。

Genpatsu is Dead.

Genpatsu is Dead.

Anti-Nuke Animation “Uncle Genpachi and Tama”

YouTube

この写真は、プラカードを持った方に許可を得て撮影いたしました。

私はまだ見ていませんが、YouTube上で公開されている「源八おじさんとタマ」という反原発アニメの宣伝であるようです。

国会議事堂

立派なたたずまいの国会議事堂。

この国の政治も、この立派な議事堂に恥じないものになって欲しいと思うのですけどね…。

人類が核を否定するか 核が人類を否定するかTHE NUCLEAR ERA IS OVER!

「人類が核を否定するか 核が人類を否定するか 原発被災福島県民の苦しみ、悲しみを知っていますか!」

「THE NUCLEAR ERA IS OVER!」

これはいずれも官邸前の抗議行動でのショットです。

旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の時は、事故後3年目のあたりから人体への影響が顕在化してきたとのことです。

そして、今日から、日本の東電原発事故3年目。すでに原発所在地の福島周辺では目立った健康被害が出ていますが、官邸や官庁街のあるこの東京でも、もはや他人事ではありません。

核と人類は共存できません。

そもそも、完全に「安全」な原発など恐らく実現不可能でしょうし、仮に作れたとしても放射性廃棄物を無害化することができない以上、たかだか数十年のために半永久的に後世に付けを残すようなものは人類が扱うべきではありません。

残念ながら、今回の抗議行動でもあまり耳に入ってきませんでしたが、「再稼働反対」「原発止めろ」の更にその先、「代替エネルギーの研究・転換」を、強く主張してゆくべきなのではないかと思われますね。今回の抗議行動でこれについてはっきりと言及されていたのは、おそらくは国会前抗議エリアでスピーチされた「生活の党」の方々だけだったと思われます。

「脱原発のその先」を、強く訴えるべきですね。

公式サイト
0310 原発ゼロ☆大行動首都圏反原発連合
参考記事
「福島の教訓」忘れるな=独仏で反原発デモ【震災2年】時事ドットコム
関連動画
源八おじさんとタマYouTube
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References   [ + ]

1.時事ドットコム:「福島の教訓」忘れるな=独仏で反原発デモ【震災2年】」等を参照
2.ちなみに私は「緑の党」とは無関係です。また、他の政党や政治団体とも関係ありません
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